スキンケアのお話 2020年5月21日 皮膚のお話 横浜市旭区二俣川にあるすずき小児科・アレルギー科です。ここでは、スキンケアのお話をさせていただきます。 皮膚は、環境中の様々な刺激から身体を守ったり、水分の蒸発を防ぐ、バリア機能を持ちます。皮膚のバリア機能を正常に保つための、日常のケアのことを、スキンケアといいます。 子どもは皮膚の機能が未熟なので、バリア機能に異常が起こりやすいことが知られています。バリア機能が低下して皮膚炎が起き... 続きを読む
アレルギーのお話〜全体像〜 2020年5月20日 アレルギー 横浜市旭区二俣川にあるすずき小児科・アレルギー科です。ここでは、アレルギーって何だろう?というお話を、ざっくりと大まかにお話したいと思います。 赤ちゃんのときから湿疹(アトピー素因)があるお子さんはアレルギーになりやすく、いろいろなアレルギー疾患に順番にかかっていくことが知られています。その様子をアレルギーマーチと呼びます。 代表的なアレルギー疾患は、 1.気管支喘息(... 続きを読む
みずいぼのお話 2020年5月19日 皮膚のお話 横浜市旭区二俣川にあるすずき小児科・アレルギー科です。ここでは、みずいぼのお話をさせていただきます。 丸くて光った、うつるイボです。つぶすと白いかたまりが出てきます。この中にウイルスがたくさん含まれていて、これがつくとうつります。 みずいぼじたいは、通常痛くもかゆくもありません。 治療方法は大きく分けて3つあります。 ①お薬を飲む(漢方薬など) ②つまんでとる:痛いけれ... 続きを読む
紫外線対策について 2020年5月18日 皮膚のお話 横浜市旭区二俣川にあるすずき小児科・アレルギー科です。 これからの季節、紫外線が強くなりますので、赤ちゃんから大人まで健やかな肌を保つために大切な、紫外線対策についてお話ししたいと思います。 ★屋外で活動するときに気をつけてほしいこと★ 1)時間を工夫する 紫外線は、10時から14時の間が強くなります。紫外線の強い時間帯に戸外で活動するときは紫外線対策をきちんと行いましょう。 2)場所を工夫す... 続きを読む
<再掲(更新)>乳児健診はなぜ大切なのか 2020年5月16日 健診・ワクチン ※横浜市から特例措置の連絡がありましたので、5月16日更新しました。 横浜市旭区二俣川にあるすずき小児科・アレルギー科です。 横浜市の乳幼児健診(4か月児、1歳6か月児、3歳児)が一時休止になり、お子さんの健康に関して心配になることや、育児相談できる場がなく困っている方もいらっしゃると思います。(※特例措置として当院で受けていただけるようになります。横浜市から個別健診の案内が5月15日〜順次送付さ... 続きを読む
皮膚の感染症について 2020年5月15日 皮膚のお話 横浜市旭区二俣川にあるすずき小児科・アレルギー科です。 湿疹ができてしまったとき、プールに入ってもいいのかな?皮膚の感染症と言われたけど、保育園・幼稚園や学校には行ってもよいのかな?と悩むこともあると思いますので、クリニックで皆さんにお話ししている内容を一度まとめておきたいと思います。 ※小学校、幼稚園、保育園によって対応が異なることもありますので、通園通学先の対応も確認しましょう。... 続きを読む
川崎病のお話 〜新型コロナとの関係はあるのか、ないのか〜 2020年5月14日 小児科全般 横浜市旭区二俣川にあるすずき小児科・アレルギー科です。 世界で、新型コロナウイルス感染症と川崎病の関連が注目されています。 ここでは、川崎病ってどんな病気?というお話と、実際にコロナとの関係はどうなの?というお話をしたいと思います。 ★川崎病とは★ 細菌の感染、ウイルスの感染、なんらかの環境物質による刺激などの可能性がいわれていますが、今のところ原因不明です。世界中で研究されています... 続きを読む
おくすりの与え方(のみぐすり、ざやく、めぐすり) 2020年5月12日 小児科全般 横浜市旭区二俣川にあるすずき小児科・アレルギー科です。 前回、 かぜをひいたときの過ごし方 についてお話ししました。 夜間休日に受診 して、初めてのお薬や使い慣れないお薬をもらうこともあると思います。 そのときに悩むことの一つが、薬の与え方ですよね。ここでは、薬の与え方について、お話したいと思います。 ★内服(のみぐすり)★ ・1日2回→朝と夕など、12時間ごと... 続きを読む
かぜをひいたときの過ごし方 2020年5月11日 小児科全般 こんにちは。横浜市旭区二俣川のすずき小児科・アレルギー科の坪田伶那です。 新型コロナウイルス感染症が拡大する中、受診しにくい状況が続いていると思います。熱が出た、咳や鼻水が出たなど、お子さんの体調が悪い時に心配になったり、対応に悩むこともあると思います。 今日のブログでは、体調が悪いときに、お家ではどのように過ごしたらよいのかを、お伝えしたいと思います。 *緊急受診の目安は、 熱の... 続きを読む
誤飲・誤えんのお話 2020年5月10日 小児科全般 こんにちは。横浜市旭区二俣川のすずき小児科・アレルギー科院長の坪田伶那です。 今日は、お家で過ごしているときに起きやすい事故のお話しをします。 5歳以下のお子さんは、身の回りにある様々なものを、誤って飲み込んだ(誤飲した)り、気道に入り窒息(誤えん)したりすることが多いです。 飲んだものが危険なものだったり、窒息したり、中毒症状がでていたら、急いで受診しなければなりませ... 続きを読む