すずき小児科・アレルギー科

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食べ物を食べて、口の周りが赤くなったら考えること

こんにちは。横浜市旭区二俣川にあります、すずき小児科・アレルギー科です。

今回は、アレルギーかどうか迷ったときに知っておきたいお話です。

食べ物を食べて、口の周りが赤くなったり、口の中の違和感が起きることがあります。その食物自体の起こしているアレルギー症状のこともあるし、そうでは無いこともあるので、以下よく見られる原因をみていきましょう。

 

☆仮性アレルゲン☆

食品中に含まれる化学物質で、アレルギー反応と似た皮膚の赤みや痒みを引き起こすものを、仮性アレルゲンといいます。危険な症状では無いため、必ずしも除去する必要はありません

たとえば、ヤマイモに含まれるアセチルコリンは、血管拡張作用があり、食べると口の周りが赤くなります。本物のヤマイモアレルギーの場合は、全身のアレルギー症状が出現し、特異的IgE抗体価を測定することで判断が可能です。

 

よく見られる仮性アレルゲンは、以下のようなものです。

ヒスタミン:メロン・スイカ・パイナップル等の果汁、ナス、ほうれん草、トマト、エノキ、鶏肉、牛肉、サバ

チラミン:チーズ、ニシンの塩漬、パン酵母

セロトニン:トマト、バナナ、キウイ、パイナップル

アセチルコリン:ナス、トマト、たけのこ、里芋、山芋、クワイ、松茸

トリメチルアミンオキサイド:カレイ、タラ、スズキ、タコ、アサリ、ハマグリ、エビ、カニ

 

☆口腔アレルギー症候群☆

複数の生の果物に対して、食べた直後に、口・のど・耳の奥に「ぴりぴり」「ちくちく」異常を感じるアレルギー疾患のひとつです。加熱・加工(ジュースや缶詰)されると、症状が出にくくなります。ほとんどの場合、違和感を感じたら中止するという対応で問題ありませんが、たくさん食べたりすると、呼吸器や全身に症状がでることがあり、注意が必要です。

この症状は、最初に花粉に対して免疫反応が起きて、花粉と似た構造の抗原を持つ果物にも反応するようになることで起きています。

直接果物自体にアレルギーを発症した場合、微量でアナフィラキシーを起こすアレルギーを起こすなど、口腔アレルギーとは異なる病状となります。

 

☆最後に一言☆

口の周りの赤みは、特に離乳食期の赤ちゃんでも心配になりやすい症状の一つです。

安心、安全に食べて、充分な栄養摂取ができるように、悩ましい症状が出たときは、ぜひ一度ご相談ください。

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