すずき小児科・アレルギー科

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身長のお話

横浜市旭区二俣川の、すずき小児科・アレルギー科です。ここでは 内分泌疾患 の中でもご質問の多い、身長に関するお話しです。

お子さんにはそれぞれの個性があり、身長や発育も違います。発育のパターンもそれぞれで、ゆっくり伸びるお子さんもいますが、一方では早く身長が伸びてしまって、その後はあまり伸びずにいるお子さんもいます。個性豊かなこどもの発育の中で、受診が必要な場合はどんなときか、お話をしていきたいと思います。

 

☆成長曲線☆

お子さんの身長が気になる場合は、成長曲線をつけてみましょう。成長曲線は、日本の子どもの記録をたくさん集めて、平均値を曲線で示した表です。表の中のS.D.とは、平均からの離れ具合のことです。成長曲線をみて、お子さんの身長の伸びが標準的な範囲( -2.0SDから +2.0SD )を大きく外れていなければ、通常はあまり問題ありません。

 

女の子の成長曲線

・0~2歳

・0~6歳

・0~18歳

 

男の子の成長曲線

・0~2歳

・0~6歳

・0~18歳

 

*各々の性別・年齢から選んで、クリックしてリンク先から印刷できます。

*2歳までで受診される方は0~2歳のものを、2歳以降で受診される方は0~6歳のものを、思春期のご相談で受診される方は0~18歳のものを、ご自宅で印刷して記載してから受診して頂くと、診療のご案内がスムーズにできます。また、乳幼児健診でも同様のものを作成致しますので、乳幼児健診を受ける方で、成長曲線をお持ちでない方はあらかじめご自宅でご用意いただくと、お待たせせずご案内可能です。

 

☆目標身長☆

お子さんの身長に重要な要素として、ご両親の身長があります。ご両親の身長から、目標身長を予測することができます。

・男の子:(父親の身長+母親の身長 + 13)/ 2   cm

・女の子:(父親の身長+母親の身長 – 13)/ 2   cm

 

☆医学的な低身長☆

「医学的な低身長」と判断されるのは、– 2 S.D.以下のときです。-2 S.D.とは、100人のこどもを集めて背の順に並べたうちの、2~3人にあたります。「クラスで1番背が低い、あるいはクラスで2~3番目に背が低い」と心配になることもあると思いますが、そのほとんどは「医学的な低身長」ではありません。

また、「医学的な低身長」が全て病気というわけではありません。「医学的な低身長」のお子さんを100人集めたら、そのうち90人くらいは体質です。残りの10人くらいでは、何らかの病気による低身長が判明することがあります。

☆低身長の原因☆

・家族性(体質)

・小さく生まれたことが関係している成長障害

・成長ホルモンなどの身長を伸ばすホルモンが出ていない

・染色体や骨の病気

 

☆低身長で受診する目安☆

・平均身長との差が大きい(-2 S.D.以下)の場合。

・標準的な範囲( -2 S.D.〜+2 S.D. )だったとしても、身長の伸びが悪くなって(S.D.が下がって)きた場合。たとえば、4歳まで-1 S.D.で成長していたのに、8歳までの経過で-2 S.D.以下まで低下してしまった、など。

これらの状況では病気が原因のこともありますので、早めにご相談いただくことをお勧めします。

 

☆病的な低身長の検査・診断☆

一般の血液検査尿検査、染色体検査のための血液検査、 レントゲンMRI等を状況に応じて選択して行います。また、成長ホルモンの分泌能力をみるために負荷試験というものを行うこともあります。

 

☆低身長の治療☆

検査の結果、治療が必要と診断された場合には、 成長ホルモンによる身長増加のための治療を行います。成長ホルモンは1日1回の注射です。インスリン注射などと同様、自宅で毎日皮下注射することが可能です。

適切な治療を行うと、最終身長は平均身長にまで達することもありますが、そこにまで達しない場合も多々あります。成長への効果についてはあせらずに、ゆっくりと待つ心構えが大切です。

 

☆最後に一言☆

早めに治療を受けることで身長が伸びやすいと言われています。成長についてご心配なことがあれば早めに一度ご相談下さい 😀

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