すずき小児科・アレルギー科

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誤飲・誤えんのお話

こんにちは。横浜市旭区二俣川のすずき小児科・アレルギー科院長の坪田伶那です。

 

今日は、お家で過ごしているときに起きやすい事故のお話しをします。

 

5歳以下のお子さんは、身の回りにある様々なものを、誤って飲み込んだ(誤飲した)り、気道に入り窒息(誤えん)したりすることが多いです。

飲んだものが危険なものだったり、窒息したり、中毒症状がでていたら、急いで受診しなければなりません。ものによって対応が異なるので、吐かせたり、水や牛乳を飲ませたりする前に、慌てずに対応を確認しましょう。以下の対応を参考にして下さい。

 

<夜間休日でも緊急受診して欲しい場合>

★症状★

・飲み込んだとたん、咳が始まって止まらない

・呼吸するときぜーぜー、ヒューヒュー音がする、肩で息をして苦しそう

・顔色が悪い、ぐったりしている

・吐き気、嘔吐

・意識がない、けいれんする  *救急車を呼びましょう!

 

★飲みこんだもの★

・電池(特にボタン型電池はすごく危険!)

・2個以上の磁石

・石油、ガソリン、除光液など揮発性のもの

・漂白剤やカビ取り、生石灰乾燥剤(お菓子、のりなどに使用されるタイプ)などの強酸性・強アルカリ性のもの

・防虫剤の樟脳(しょうのう)、なめくじ駆除剤

・鋭利なもの(がびょう、ガラス、ホチキスの針など)

・タバコを浸した水、加熱式タバコ、紙巻きタバコ(2センチ以上)を飲んだとき

 

<自宅で様子をみてよいとき>

紙、クレヨン、粘土、絵の具、墨汁、シャボン玉、線香、乾燥剤(シリカゲル;食品やカメラなどに使用されるタイプ)、化粧品、石けん、硬貨、紙巻きタバコ(2センチ以下)などを誤飲し、症状がない場合

→ものが見えるところにあったら、そっと声をかけて出させるか、指を入れて取り出してもよいです。大声を出すとお子さんがびっくりして飲み込んだり、奥の気道に入ることがあります。胃に入ったら、自然に便の中に出てくることがほとんどです。

*吐き気、嘔吐、顔色が悪い、ぐったりしているなどの症状が出てきたときは、受診しましょう。

薬品や洗剤などについては、内容によって対応が異なります。無理に吐かせたりせずに中毒センターなどに相談して指示を受けてください。相談する際は、できるかぎり、飲んだ可能性のある製品情報をお手元にご用意ください。

 

中毒センター連絡先(全国各地から問い合わせ可、情報提供料:無料):

①たばこ専用(365日 24時間対応、自動音声応答による情報提供) 072-726-9922 

②大阪中毒110番(365日 24時間対応) 072-727-2499 
 
③つくば中毒110番(365日 9時~21時対応)029-852-9999

※②、③は以下の内容が相談可能です。

  • 家庭用品:乾燥剤、化粧品、タバコなど
  • 医薬品:医療用医薬品、一般用医薬品(OTC薬) 
  • 農業用品:殺虫剤、殺菌剤、除草剤、肥料など
  • 自然毒:フグ、マムシ咬傷、きのこなど
  • 工業用品:硫化水素、化学薬品など

 

☆ワンポイントメモ:

・誤飲で最も多いのは、タバコです。お子さんが触れないよう、特に気をつけてください。もし中毒になるくらいたくさん飲んだり、症状が出てしまったときは、すみやかに受診(特に1時間以内)することも大切です。

・気道に入り込んで窒息する危険性があるのは、4センチ以下のもの全てです。食べ物でも、ピーナッツ豆類・お菓子類などは窒息することが多いので、気をつけましょう!

 

☆最後に一言:実際の外来診療では、何を、どのくらい飲み込んだか分からないことも多いです。突然オエオエしだした、置いてあったはずの電池などが見当たらない、ガビョウが散らばっている、口の中を気にしている・・・など、様子がおかしいときには、無理せず、受診相談をしてくださいね!

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