すずき小児科・アレルギー科

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すずき小児科・アレルギー科

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便秘のお話

横浜市旭区二俣川にあるすずき小児科・アレルギー科です。ここでは便秘のお話をさせていただきます。

 

便秘とは、

①便の回数が少ない(週に3回より少ない、5日以上出ない日が続く)

②便を出すのに苦痛を感じる(いきんでも出にくい、出すときに痛がって泣いたり、血が出る)

③毎日出ていても便の量が少ない(小さいころころ便が少ししか出ない)

ときのことです。

 

 

☆赤ちゃんの便秘☆

1歳未満の赤ちゃんは、まだ排便が上手では無いために、いきんでいるのに出せないことが良くあります。便が1週間に3回未満しか出ないときは便秘症と考え、綿棒浣腸や、下剤など、状況に合わせて治療していきます。

赤ちゃんの便秘で注意が必要なのは、

・生まれつき腸や肛門の病気がある(生まれて初めての便が生後24時間以内に出なかった、嘔吐、お腹が張るなどがあるときに疑います)

・哺乳不足(体重が増えない)

の時です。上記症状が無いか、判断が必要です。

 

☆便秘の悪循環☆

2歳頃になると排便を我慢できるようになります。肛門が切れて痛い思いをすると、次の排便を我慢し、その便が腸の中で貯まって硬くなり、いよいよ出るときにはとても痛い思いをし、ますます我慢するようになり、という悪循環になります。

また、便が長いこと腸の中に貯まっていると、排便したくなる感覚が起きにくくなり、ますます便が長く腸に留まって硬くなることも、便秘の悪循環になる原因のひとつです。

 

☆治療☆

貯まった便を出す:浣腸や下剤で出します。腸が空っぽになるには、3~5日かかることもあります。

生活習慣の改善:規則正しい生活をし、適度に身体を動かしましょう(散歩など軽い運動でも有効です)。

排便習慣の改善:毎日ゆとりのある時間にトイレに座る習慣をつける。便が出たら大げさなくらい喜んであげましょう。便意を感じたら、その時、我慢せず行くようにしましょう。また、足台を置いて、踏ん張れるようにする、少し足が持ち上がる姿勢になれる方が、便を出しやすい姿勢になります。

*便の出た日、回数、硬さ、量などを記録に付けて、パターンを知りましょう(排便日誌は、このリンク先からダウンロード可能です。)

食事:バランスの取れた食事を、年齢に応じた適切な量食べましょう。

お薬:効果が確実とされている下剤をきちんと飲んで、良い状態を続けることが大切です。下剤には何種類かあります。お子さんやご家庭のスタイルに合ったお薬を処方します。クセになることはありません。我慢して薬を使わないで便秘の状態が続いているより、しっかり使って便秘を解消した方がメリットが大きいです。また、切れたお尻には塗り薬を塗ると、排便時の痛みが和らぎます。

 

☆最後に一言☆

よくある病気でたいしたことではない、と考えられがちですが、便秘のお子さんは便をするときにとても痛い思いをしたり、苦しんだりしていることが多く、治療が必要です。

適切に治療を行えば、快適に便が出る状態になります。治療は、早く始めた方が、改善しやすいです。

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