すずき小児科・アレルギー科

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アレルギーのお話〜全体像〜

こんにちは。すずき小児科・アレルギー科院長の坪田伶那です。

 

今日は、アレルギーって何だろう?というお話を、ざっくりと大まかにお話したいと思います。

 

赤ちゃんのときから湿疹(アトピー素因)があるお子さんはアレルギーになりやすく、いろいろなアレルギー疾患に順番にかかっていくことが知られています。その様子をアレルギーマーチと呼びます。

 

代表的なアレルギー疾患は、

1.気管支喘息(喘息)

2.アレルギー性鼻炎(花粉症)

3.アレルギー性結膜炎

4.アトピー性皮膚炎

5.じんましん(蕁麻疹)

6.食物アレルギー

7.アナフィラキシー

です。

 

アレルギーの原因となる物質を「アレルゲン(抗原)」といい、私たちの身のまわりには、食物、花粉、ダニなど多くのアレルゲンが存在します。体の中に入ってくると、アレルゲンを取り除こうとする免疫反応が起きます。この反応が、アレルギー症状となります。

 

食べものに含まれるアレルゲンは口から体の中に入ってきますが、お腹の中では、無害であることを認識する免疫反応が起きるので、食べても大丈夫です。

アレルギーがある人は、このシステムがうまくいっていないと考えられています。

最近の研究で、スキンケア不足により荒れた皮膚から、アレルゲンが侵入して、アレルギーが起こるということが分かってきました。

生後すぐからスキンケアをするとアトピー性皮膚炎の発症が抑えられ、うまくいけば食物アレルギーや喘息の発症も抑えられるのではないかと期待されています。

全てのお子さんにおいて、スキンケアはとっても大切です。

 

アレルギー疾患の治療や予防法は、年齢や個々の患者さんによってそれぞれ異なります。「きちんと治療を続けていく」ことや、原因となるアレルゲンを減らすための環境整備を含め、生活全体にわたるサポートが大切です。

 

アレルギーは、研究がどんどん進んでいる分野です。喘息の治療も、アトピーの治療も、食物アレルギーや花粉症の根治治療(免疫療法)も、この10年くらいでずいぶん進歩してきました。

 

正しい知識を知り、標準治療(科学的根拠に基づいた、現在利用できる最良の治療)を行うことがとても大切です。
アレルギーはあやしい情報、間違った情報、古い情報(例えば予防の為に離乳食を遅らせるなどは、現在では間違いだったと証明されています)がネットにはあふれてます。ネットは便利ですが、その辺りをうまく取捨選択してきちんとした知識を持って治療するのが大切です。

 

学会など参加して、最新の情報をアップデートするようにしていますので、また色々と発信していきますね!

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